「ひのくに」熊本

「火の国・熊本」。九州の真ん中に位置する熊本県はそう呼ばれます。もちろん正解最大のカルデラ火山である雄大無比な活火山「阿蘇山」のイメージからそう呼ばれるのでしょうが、「ひの国」は古来から脈絡と続く歴史のある「肥のくに」でもあり、燃えたぎる炎の如く情熱的な県民性を表現したものとも受けとれます。第二次大戦以降は、交通の利便性によって九州のリーダー的立場を、九州島北部に位置する福岡県に譲りはしましたが、かつては名実ともに九州の中心の地位にあり、その誇りと気概はいまだに深く県民の心の奥底に息づいています。

九州3番目の政令指定都市に

古代から現代に至るまで、日本の歴史上に占める重要な事象が数多くあり、また偉人や文化人・芸術家も多く排出した県でもあります。現在の熊本県は、歴史的・文化的に重要な役割を担っていた時代のほどの賑わいには及びませんが、若い世代を中心に今一度「火の国・熊本」の熱き炎を燃え上がらせよう、という機運が今、高まってきているようです。2012年4月には福岡市・北九州市に次ぐ九州では3番目の政令指定都市になることが決定しており、文字どおり九州の中心地にふさわしい熊本県を築こうという意気込みが、全県民のスローガンとなって盛り上がり、今後さらなる県の発展に期待が寄せられています。それでは、素晴らしくも壮大で美しい「火の国・熊本」の魅力の全てを探る旅に出かけましょう。